どーも、キチです。
今回は高配当株投資歴6ヶ月のキチが注目した高配当株を紹介したいとおもいます。
今回紹介したい銘柄はズバリ!
目次
5401 日本製鉄
2月3日に日本製鉄は、これまで未定としていた2022年3月期の予想配当を中間配当(9月)が70円
期末配当(3月)が70円、合計の年間配当額は1株あたり140円とすると発表しました
つまり、日本製鉄の2021年3月期の配当は1株あたり10円だったので、前期比で130円の増配ということになります。
この短期間でこれだけの増配は33期増配中の花王もびっくり・:*+.\(( °ω° ))/.:+
因みに今日の株価はこんな感じになってます ↓↓
増配の要因
増配の要因はトヨタとの取引にあり
トヨタ自動車は2021年度下期の部品会社に卸す鋼材価格の引き上げを決めた。上げ幅は1トン2万円と10年度以降で最大だ。背景にあるのは値上げで決着した日本製鉄との価格交渉だ。その過程で日鉄は「供給制限」を示し、不快感を強めたトヨタは輸入材などの調達拡大も検討する。価格交渉をリードしてきた両社の間で亀裂が広がっている。【出典】日本経済新聞_日本製鉄とトヨタ、鋼材値上げ決着 広がる亀裂
2期連続で赤字が続いていましたが
これにより、日本製鉄の利益は不死鳥のごとくV字回復を果たしました。
ここまで見ると日本製鉄に投資したい気持ちも高まりますが・・・
しかし、
罠銘柄の可能性は?
日本製鉄は、厳しい状況が今後も続きます。
V字回復にあぐらをかくようだと、再び経営はヤバくなる可能性があります。
- 鉄鋼の需給は、中国の粗鋼生産量次第
- 人員をリストラしておらず根本的な改革に踏み込めていない
- 日本の鉄鋼需要は今後も減り続ける
本質的な日本製鉄の経営リスクは何も変わっていません。
以上のことを改善しない限り日本製鉄の株は
高配当株に含まれる罠銘柄の可能性は十分あります。